高齢出産のリスクとは?卵子の老化や妊娠高血圧症候群も?!

晩婚化や女性の社会進出によって、高齢出産は珍しいものではなくなってきました。
しかし、高齢出産にはリスクはつきもの。でも、高齢であるから100%危険というわけではありません。
やみくもに不安になることは禁物です。

 

今回は高齢出産にはどのようなリスクがあるのかを正しく知り、しっかり対策を練って無事赤ちゃんと出会えるためにはどうすればいいか、考えていきたいと思います。

 

年齢が高いからリスクが高いというわけではない?!

高齢出産はリスクが高いと言われていますが、おおむね正常な妊娠、出産の経緯をたどります。
しかし、妊娠、出産の過程は何があるかわかりません。若くても残念な結果になってしまう人もいるのです。
ではなぜ、高齢出産がリスクが高いと言われているかというと、これは統計のマジックも少し関係しています。

 

妊娠率は残念ながら、年を経るごとに下がっています。
ということは、高齢妊婦は若い妊婦に比べ、数が少ないということになります。
ということは、25歳から35歳までは妊婦が100人いたとして、1人残念な結果になったとします。
すると死産のリスクは1/100ということになりますよね?

 

しかし、例えば35歳から45歳までの妊婦は50人しかいない中、1人が残念な結果になってしまったとしたら、死産のリスクは1/50と、若い妊婦に比べ格段に上がります。
こういったことから、高齢出産はリスクが高いといわれている一面もあります。

 

しかしどうしても、年齢によるリスクと言わざるを得ない部分もありますので、これから説明していきます。

 

卵子の老化の影響が大きい?!ダウン症について

女性は生まれながらにして卵子を持ち、またそれは受精するまでの間ずっと作り置きされています。そして卵子は年齢とともに劣化します。

 

高齢になればなるほど、卵が分裂する際に第21染色体が離れにくくなり、それが1本余分に存在する卵を作ってしまうことにより、ダウン症児が生まれてしまうと一説には考えられています。

 

このダウン症は先天的なものなので、予めの予防策はありません。

 

さまざまな検査によってダウン症かどうかを判断することはある程度可能といわれていますが、その結果中絶につながってしまうこともあるため検査をするかどうかは各家庭の考え方によります。

 

本来出生前診断は、あらかじめ障害を知ることにより、早めに対策をするためのものとして利用する意義があるものでした。

 

近年の医療の発達、教育の充実により、早くから専門の教育を受けたダウン症児はおおむね、社会的な生活を送ることができています。

 

子供は産んだら終わりではありません。さまざまな可能性を考え、

 

「何があってもこの子は産み、しっかり育てていく」と思うのなら検査を受けなくてもいいし、
「もしダウン症なら育てる自信がないから」ということで検査を受けてもいいし、
「早めに障害があるならあるで、対策を立てたいから」ということで検査をうけてもいい

 

夫としっかり話し合い、納得した結果ならどんなことでも受け止められるはずです。しっかり考えていきましょう。

 

体重管理が大事 妊娠高血圧症候群

妊娠高血圧症候群は、以前は妊娠中毒症と呼ばれていたものです。妊娠すると、血流が増えるので、それによって母体の血管や腎臓などにかかる負荷も大きくなり、体が対応しきれない状態になると起こります。

 

高齢出産の妊婦は妊娠高血圧症候群になりやすいと言われ、35歳以上の高齢妊娠では約20%の発症率との報告もあります。

 

お年寄りの人がよく「血圧がたかくての〜」なんて言っているのを聞いたことがあると思いますが、血管の老化により、高血圧になるので高齢出産ではなりやすいと考えられますね。

 

もともと肥満傾向であったり、不規則な生活をしているとさらにリスクが高まります。

 

これらの予防には規則正しい生活と、健康的な食生活が一番です。またストレスが高いと血圧も高くなるので、ゆったりと過ごせるよう心掛けてほしいものです。

 

まとめ

年齢を重ねても妊娠できるということは素晴らしいことですが、反面やはりリスクはあります。あまり不安になりすぎてもいけないし、無理をしすぎてもいけない。難しいところではありますが、せっかく来てくれた命を大切に育て、楽しいマタニティーライフを送ってもらいたいものです。